創業から1年、農業や地域の課題解決に取り組む「Circular Thanks」

米沢市に本社を構える「Circular Thanks」は、yori-i projectのサポートも得て2023年5月に創業し、食品事業とデジタルマーケティング事業を展開しています。代表社員の戸叶大地氏、川部空輝氏、佐藤大氏に、会社の強みやプロジェクト参加の経緯についてインタビューしました。

<キーワード>
地域課題、農業、食品、デジタルマーケティング

<会社情報>
会社名:合同会社Circular Thanks
代表社員:戸叶大地氏、川部空輝氏、佐藤大氏
住所:山形県米沢市窪田町窪田383-14
Webサイト:https://circularthanks.com/

1. 会社の強みと課題

私たちの強みは、SNSを効果的に活用した商品販売です。

食品事業では、農業や地域が抱える課題の解決を目指して「Sanbika」というブランドを立ち上げました。このブランドでは、山形県産の規格外果物とハチミツを組み合わせた商品を販売しています。SNSを通じて商品の紹介だけでなく、私たち自身がブランドストーリーを発信することで、山形県内でも珍しいSNSファンベースのブランドに成長しました。

一方、課題としては、事業が属人的になりすぎている点が挙げられます。イベント出店時には、SNSで私たちを認知してくれたお客様やファンが訪れるのですが、私たちが現場にいないといけない状況が発生します。今後は、商品自体のブランド力を向上させ、この問題を解決していきたいと考えています。

2. Yori-i project へ参画した理由

弊社は、米沢市や置賜地方を拠点に活動していましたが、山形県全域に関わりを持ちたいという想いがありました。Yori-i projectは、その理想を実現する絶好の機会だと考えました。このプロジェクトを通じて、山形県全域に活動を広げ、農業や地域の課題解決に繋げたいと考えています。

3. Yori-i projectで取り組んだことやサポートしてもらったこと

記者会見のサポートやマッチング、出店場所のアドバイスをいただきました。2023年7月に行った記者会見では、県内外のメディアから取材を受け、県外の友人からも連絡をもらうなど、私たちの事業の認知が広がったと実感しました。

4. 今後の展望と目標

創業から1年が経過し、今後はさらに山形県内外での事業拡大を目指しています。楽しく温もりを感じる会社を目指し、山形にこのような会社があることを全国に知ってもらえるよう活動していきます。また、食品事業に加え、農家の皆さんのデジタルマーケティングのサポートにも取り組んでいきたいと考えています。