安心・安全・丁寧に、地域を支える「株式会社尾花沢タクシー」

山形県尾花沢市に本社を構える「株式会社尾花沢タクシー」は、タクシー事業だけでなく、観光タクシーや介護タクシー、運転代行、ロケバス、陣痛タクシーなど、多岐にわたるサービスで地域の皆様をサポートしています。豊富な知識を持ったドライバーと共に、安全・安心で丁寧なサービスを提供し、地域の課題解決に取り組む同社。今回は代表の渡会友補社長に、会社の想いやプロジェクトへの参加経緯についてお話を伺いました。

<キーワード>
地域課題、移動、観光

<会社情報>
会社名:株式会社尾花沢タクシー
代表者:渡会友補 氏
住所:山形県尾花沢市上町6丁目1番23号
Webサイト:https://obanazawataxi.net/

1. 私たちの想い

弊社は、地域に密着したタクシー会社として活動しています。ただ、タクシー業界は少子高齢化や自動運転の普及などで厳しい状況に立たされています。

だからこそ、私たちにしかできない“おもてなし”を大切にし、業界を明るくしていきたいと考えています。

昔ながらのタクシーは『目的地に送り届けるだけ』という印象を持たれがちですが、私たちは『このタクシーを使いたい!』と思ってもらえるような会社を目指して、利用者目線でのサービスを提供していきます。

DX化や社風の見直しの結果、尾花沢タクシーには比較的若い世代のスタッフが多く集まってくれています。この環境を活かして、私たちにしかできない、社会に必要とされる、時代に合った職場を作っていきたいです。

2. yori-i projectへ参画した理由

普段関わることのない方々と出会えることが参画の決め手の一つです。

また、山形で活躍する若いコーディネーターの皆さんからフィードバックをいただける点も非常にありがたいですね。

3. yori-i projectで取り組みたいこと

尾花沢タクシーでは『呼ばれたら向かう』という従来のタクシーサービスに加えて、地域の高齢者や子どもたちを対象にした新しいサービスの展開を模索しています。

このプロジェクトを通じて、コーディネーターやボードメンバーの皆さんと話し合いながら新しいひらめきを得たいと考えています。

4. 今後の展望と目標

現在、尾花沢タクシーではクラウド型の配車システムを活用して、遠隔操作で他社の配車依頼を受託するサービスにも取り組んでいます。伊豆大島、石川県といった県外のタクシー会社からも受託していますが、今後は山形県内にもこのサービスを拡大していきたいと考えています。

『また使いたい』と思われる会社になるためには、接客スキルやサービスの質をさらに高める必要があります。タクシーは単なる移動手段ではなく、『あの会社にお願いしたい』と思ってもらえるような存在になりたいですね。