【事業創出第14弾】「Bio Serve 株式会社設立」

2024年8月2日に、美と健康を追求し、誰もが最高の姿を実現できる社会を目指す「Bio Serve株式会社」設立に関する記者会見を山形県山形市にあるジョージ山形にて実施しました。

<アジェンダ>
産業・健康

<解決する課題>
◯ 産業の強化と変革
◯ 健康長寿の実現

<ボードメンバー>
Bio Serve 株式会社

日時2024年8月2日(金)13:00~15:00
登壇者(敬称略)・Bio Serve 株式会社 代表取締役 荒嶽 慎哉
・Bio Serve 株式会社 取締役 中川 愛子
・株式会社カットルームコーポレーション 橋本 憲夫
・チーフコーディネーター
 山形⼤学アントレプレナーシップ教育研究センター センター⻑ 小野寺忠司
・サブチーフコーディネーター 小口貴幸
・公益財団法人やまがた産業支援機構 常務理事 我妻 悟
司会(敬称略)・産業アジェンダ・コーディネーター 阿部 公一
会場スタートアップステーション・ジョージ山形
住所山形市城南町1 丁目1−1霞城セントラル2階

1. 概要

株式会社カットルームコーポレーション 代表取締役 橋本憲夫 氏

株式会社カットルームコーポレーション(山形市:代表取締役 橋本憲夫 氏)では、「お客様の美と健康に貢献しながら自らが成長していくこと」を理念として、美容業を主事業としフランチャイズで全国展開しています。

「外見だけでなく内面からも変えることでお客様の美と健康を実現したい」という想いから、抗酸化肥料を活用した米から製造される米麹を利用した食品開発プロジェクトを開始しました。そして、山形県で事業化したいとの想いからyori-i projectに相談しました。

産業アジェンダ・コーディネーター 阿部公一

yori-i projectでは、ビジネスプランの策定を通し、担当コーディネーターと、ジョージ山形と連携する支援機関を含め計画策定、知財活用支援、企業連携を通し、事業化を支援しました。今後もWebマーケティングや食品製造を行っているボードメンバーとの連携による製造拡大や販路拡大、レシピコンテストの検討など、継続的に支援する予定です。

株式会社カットルームコーポレーションではこれまで本事業に関わっていた大阪市在住のフランチャイズオーナー荒嶽慎哉氏を代表取締役として迎え、“Bio Serve株式会社”を設立し、麹スイーツ等を利用した加工食品を全国に販売することで、県内農業・製造業・サービス業の活性化を目指します。

2. 記者会見の様子

山形市のジョージ山形にて記者会見を実施しました。

荒嶽氏「麹菌は日本を代表する国菌であり、様々な健康効果があります。我々は砂糖や添加物を使用しない濃密糀シロップを開発しました。糀ローチョコレートは、カカオに含まれる健康成分を活かし、砂糖不使用で健康的なスイーツを提供します。」

荒嶽氏「チョコレート需要の10%が健康系チョコレート市場です。麴ローチョコレートのパイオニアとして、認知度の向上を目指します。今後は実店舗での販売に加え、Amazonや楽天市場での販売を予定しています。」

橋本氏「髪を良くするには、食べ物から変える必要があると感じ、抗酸化堆肥を活用した食品開発を始めました。」

小野寺「美しさをお客様に提供するには、内面からのアプローチも重要です。今回は新たな健康的な食品を開発し、地域の活性化に繋げたいと考えています。山形に根付いたビジネスを作り上げるため、ビジネスプラン策定のサポートや県内企業とのコラボレーション支援を行います」

小口「身体的な健康だけでなく、内面的な健康も重要です。お客様の美と健康を軸に、地域全体の健康実現を目指して継続的にサポートします。」

配布資料

・Yamagata yori-i project 配布資料①(PDF
・Yamagata yori-i project 配布資料②(PDF
・Bio Serve株式会社 配布資料(PDF

コーディネーターのコメント

産業アジェンダ・コーディネーター 阿部公一
「yori-i projectの一環として、山形の地域の発展と健康促進に寄与する、新たな挑戦をサポートできることを大変光栄に思います。今後も皆様のご支援を賜りながら、さらなる県内企業との連携をサポートしていきますので、引き続きご注目いただきますようお願い申し上げます。」

3. まとめ

本記事では、産業・健康アジェンダ「美と健康を追求し、誰もが最高の姿を実現できる社会」を目指す「Bio Serve株式会社」設立についてご紹介いたしました。