地域に寄り添い、地域と共に歩む「新庄信用金庫」

山形県新庄市に本店を構える「新庄信用金庫」は、地域に根ざした金融事業を展開しています。今回は代表の井上洋一郎理事長に、同信用金庫の想いやプロジェクト参加の経緯についてお伺いしました。

<キーワード>
地域課題、金融、観光

<会社情報>
金融機関名:新庄信用金庫
代表者:井上洋一郎氏(理事長)
住所:山形県新庄市本町2-9
Webサイト:https://www.shinjosk.co.jp/

1. 会社の想いや強み

私たちは新庄・最上地方の発展を目指し、お客様に喜んでいただきたいという強い想いを持って、さまざまな活動を行っています。新庄信用金庫は、山形県内4つの信用金庫の中でも最も歴史が古く、1923年の創業から100年以上の歴史を誇ります。

地域とともに歩む存在として、まちづくりの“当事者”として参画する例も数多くあります。たとえば、金山町の農家の皆さんとの協力による落花生の産地化や、25年間続けている『えほん定期預金』、さらに今年は新庄開府400年を記念した謎解きラリー『戸沢家の秘宝』など、地域のために多岐にわたる取り組みを行っています。

『えほん定期預金』では、100万円以上の定期預金を1年以上お預けいただいたお客様に、子供や孫の名前を主人公にしたオリジナル絵本をプレゼントしています。このプログラムは1999年に開始し、今年で累計4,000冊を突破しました。

■関連リンク
・絵本定期(記事
・謎解きラリー戸沢家の秘宝(PDF

2. yori-i project へ参画した理由

yori-i projectの『地域に産業を興す』という理念に強く共感しました。特に、最上地域への山形県の積極的な姿勢に賛同し、参画を決めました。

3. yori-i projectで取り組みたいこと

金山町の特産である落花生を使った商品のPR活動を通じて、その魅力を広めていきたいと考えています。

4. 今後の展望と目標

今後も金融という枠にとらわれず、関係人口の拡大・地域経済の活性化を目指し、地域に寄り添った伴走型の支援を続けていきます。