2024年1月22日に企業を通して地域や社会を結ぶAIプラットフォーム を提供する「株式会社Ciel」設立に関する記者会見を山形県山形市にあるジョージ山形にて実施しました。
<アジェンダ>
人・健康
<解決する課題>
◯ 高校生のキャリア形成に寄与することを目的とした、最新の生成系AI技術による企業情報の提供
◯ 高校生が離職する大きな理由の一つである「ミスマッチによる強度な心身ストレス」の解消
<ボードメンバー>
株式会社 Ciel
日時 | 2024年1月22日(月)11:00~12:00 |
登壇者(敬称略) | ・山形大学大学院理工学研究科(理学系)博士前期課程 1 年 村上和隆 ・チーフコーディネーター 山形⼤学アントレプレナーシップ教育研究センター センター⻑ 小野寺忠司 ・健康アジェンダ・アジェンダリーダー 小口貴幸 ・山形県企業振興公社 理事 小松浩 |
司会(敬称略) | ・山形県企業振興公社 創業・経営支援グループ 永井 信孝 |
会場 | スタートアップステーション・ジョージ山形 |
住所 | 山形市城南町1 丁目1−1霞城セントラル2階 |
1. 概要
ある高校を訪問した際、膨大な求人票を見た時に、高校生の就職活動は大学生のように大手 SaaSを使えないことに違和感を持った村上氏は、その後、自身で調べていく中で、高校生を対象とした独自の就活システムは多くの問題を抱えていることに気がつきました。
そこで、大学院での大規模自然言語処理モデルの研究を行う過程で得た知見をもとにその問題を解決できるのではないかと思いあたり、コーディネーターとして参加しているyori-i project 内で事業化に向け検討を開始しました。
その結果、yori-i project 内でのコンセプト検証等を通し、就職意志の有無に関わらず、社会の重要な構成要素である企業を知ることは将来的なキャリア形成にとても重要であることから、企業を通して地域や社会を学ぶ AI プラットフォームを提供する新会社を設立することとなりました。
新会社では、単なる求人募集では把握しきれない企業の魅力に高校生が触れる機会を提供するとともに、探究学習などにおいて地元企業が展開する事業の社会的意義を AI が最適に提供し学びをサポートします。加えて、企業にとっては、自社に興味を持ってもらいつつ将来の働く場として高校生からイメージしてもらう接点を生み出すことが可能となります。
2. 記者会見の様子
山形市のジョージ山形にて記者会見を実施しました。
配布資料
・Yamagata yori-i project 配布資料①(PDF)
・Yamagata yori-i project 配布資料②(PDF)
アジェンダリーダーのコメント
健康アジェンダ・アジェンダリーダー 小口貴幸さん
「学生でもある村上氏がAIという先端領域に関わる事業をこの山形から創出したことが、これからの若い世代にとっても良い刺激となることを期待します。そして、そのことが、このサービスが目指す様々な課題解決に直結していくことを願います。」
3. まとめ
本記事では、人・健康アジェンダ「企業を通して地域や社会を結ぶAIプラットフォーム 」を提供する「株式会社Ciel」設立についてご紹介いたしました。